人間や生き物が死んだ後にどうなるかは未だに良く分かっていませんが、最近は死後の世界を認める学者や専門家が増えて来ています。脳神経外科の世界的権威であるエベン・アレクサンダー医師もその一人で、かつては死後の世界を真っ向から否定している学者でした。
しかしながら、多くの患者たちから「臨死体験」の話を聞き、自身もそのような体験をしたことから考えを入れ替えて、今では死後の世界を科学的に証明する方法を模索しています。

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エベン医師の話で非常に興味深い点は、脳の大部分が機能停止状態になっていることが観測されていたのにも関わらず、死後の世界を見たという点です。今までの科学では臨死体験の事を「脳の幻覚」として扱っていました。脳が幻覚を見るためには脳が動いていることが前提条件なのですが、エベン医師が臨死体験をした時に彼の脳は止まっていたのです。

そして、更に驚くべきことに、彼は今まで一度も会ったこと無い人間に臨死体験で出会っています。これは実際にその証言や資料が公開されていますが、従来の科学を覆すような内容だと言えるでしょう。

また、死後の世界を認めている専門家は彼以外にも大勢います。日本では東大病院集中治療部部長の矢作直樹医師が「肉体は滅んでも魂は永遠に続く」と述べ、欧州でも数兆円の資金を費やしたLHCで実験をしているリサ・ランドール博士が「私達が住んでいる場所とは別の異次元が存在している」と断言。

このように、徐々にですが、科学的な方面から「あの世」の存在が証明されようとしているのです。ただ、あの世の存在を認識した学者の中には「向こうの世界からエネルギーを引っこ抜けないか?」というような事を話している方もおり、あの世の証明が必ずしも世界の安定に繋がるとは言えません。逆に別の問題に繋がる恐れもあるため、あの世はあの世で無理に探る必要はないと私は思っています。

 

引用:
 昨年10月、脳神経外科の世界的権威、エベン・アレクサンダー医師の「死後の世界は存在する」という発言が大論争を巻き起こしている。 実は、エベン・アレクサンダー医師は、各国の医学会議に招かれ、数々の賞を受賞、アメリカのベストドクターに選ばれた経歴を持つ。 これまで、死後の世界の存在を完全に否定してきた人物だった。
 臨死体験に関しては、現在、懐疑的な声の方が多い。 だが、エベン医師は臨死体験はもちろん、「死後の世界はある」と強く主張。

 もちろん彼も、最初は死後の世界など信じていなかった。 エベン医師は職業柄、臨死体験をしたという患者の話はよく聞いていたのだが、ずっと聞き流してきたという。
:引用終了



臨死体験者の共通した体験

これは典型的な臨死(りんし)体験で、昔から世界中で報告されているケースもだいたいこのような場合が多い。死、あるいは死後の世界の世界観に関して、一番影響を与えそうなものは宗教であると思われるが、臨死体験の場合、宗教も国籍も老若男女も関係なく、報告されたケースには多くの共通点があるという。

臨死体験の研究者であるケネス・リング氏は、著書「いまわのきわに見る死の世界」で、104例の実例をあげて「ニア・デス体験(臨死体験)は、ほとんどの場合、ある一定のパターンをとっている。」と紹介した。

代表的なものとして、

1.医師が「ご臨終です」などと家族に言っている、「自分の死の宣告」を聞いている。

2.自分自身の身体を少し高いところから見下ろしている。周囲の人の動きも見え、話し声も聞こえている。

3.突如、暗闇の中に突入する。トンネルのような暗闇である。

4.暗闇のトンネルを抜けると急に明るくなり、楽園のような世界に降り立つ。

5.そこで、すでに亡くなっている家族や友人たちと出会う。

6.光の精ともいうべき、何か輝く存在が現れ、生か死か選択を迫られる。

7.一生の出来事が次々思い出され、生涯を振り返る。

8.このまま死の世界へ行くか、現世に戻るかを決定する。中には生前親しかった人から「帰れ」「来てはいけない」などと言われて戻る決意をする人もいる。

これらの全てを経験する人もいれば、この中のいくつか、あるいは一つだけ、など人によって体験はさまざまである。

また、「灰色の霧・水際(みずぎわ)・ドア・柵(さく)」など、何らかの「境界」と接近した、という報告もいくつかあり、現世とあの世の分ける境も存在する可能性がある。

臨死体験は物的証拠がなく、体験した本人の報告だけが頼りであり説得力に欠けるとも言えるが、死からよみがえった人たちの多くのコメントには似通った点が多数あり、その点においては信用に値する面もある。

~省略~

輪廻転生に関しては科学的な仮説があって、人間の脳の中には記憶を司(つかさど)る物質があり、その物質にその人の記憶が記録されているのだという。この物質が、本人が死んだ時に脳内から放出され、大気中を漂(ただよ)った後その物質が母親の胎内にいる子供の脳や、すでに生存している子供の脳に入り込んで故人の記憶がよみがえる。
これがあたかも生まれ変わりのような現象を生じさせるというものだが、これはあくまで一つの説である。臨死体験者のコメントや催眠によって引き出された記憶の説明に関しては弱い面がある。
:引用終了


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