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子殺し、親殺し、無差別殺人と、全く原因不明の殺戮が連日発生する時代です。

盛衰は一代おいてやって来る


おじいさんやおばあさんの代にあったことや、その生きざまがよく似ていることがあります。
例えば、幼い子供を置いて両親が早死してしまった家系などでは、子供にかける愛情や、一家の団らんに対する想い入れが特に強いもので、こうしたことが逆に苦しみや悩みの因縁となって思わぬ事件に見舞われたりします。

それはそうした想いが遺伝子によって親から子に伝わっていくからで、これが一世代おいた隔世遺伝となるバイオリズムを持っています。

金銭面でもそうです。
没落したり一家離散したりすると、一代で財を成す様な人がでるものです。
ハタ眼には、貧困をバネにしてと見えますが孫の代で衰微することが多いものです。

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家系の因縁は、不思議なことに法則性をもって子孫に現れてくるというのです。
つまり、家系図を作成することで、先祖の誰の因縁が、現在の子孫の誰の人生に深く関与しているかなどがわかるというわけです。

同じように愛し、同じように教育したはずの子供が、みんな性格も違い、才能も違ってくる。
どうしてこんなに差が出てくるのでしょうか!

それは、この世的に考えると、一人一人遺伝子が違って生まれてくるからさ!なんていわれる方もいらしゃるでしょう。

しかし、そこに実は「縦横の法則」というものが働いているというのです。

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ある家の家系調査

その家には3人の男性がおり、長男が自殺し、次男は交通事故でなくなり、三男は離婚という悲惨な家系でした。

そこで、先祖をたどってみると、曾祖父は自殺しており、祖父が事故でなくなり、両親は夫婦仲が悪かったことがわかったのです。

これを見て、先祖におきたさまざまな問題が、子孫に同じように出てくることがわかったというのです。

その後、多くの家系を見ていくと同じような現象が何度も、しかも順番どおりに出てくることがわかったというのです。


このような現象を「縦横の法則」と呼びます。


曽祖父、祖父、父といった先祖の縦の関係が、長男、次男、三男といった横の関係になって出てくるという意味です。

男性は男性同士、女性は女性同士で見ることが出来ます。
男性の数は何人いてもかまいません。
女性は除きます。

男性だけで末っ子から順番に、父、祖父、曽祖父とさかのぼっていくのです。

①たとえば、先祖Aが町長や、村長をしていたり、まじめで、努力家で、多くの人に愛されていたとしましょう。その場合、子孫aはクラス委員や生徒会長をしたり、みんなから信頼され、努力家でがんばって活躍していくようになります。
また、Aが会社を創り、100人もの従業員を雇っていた場合、子孫aも従業員100人ぐらいの会社を経営する能力を持っていることが多いというのです。
ところが先祖Bが、親が成功したお金で遊びほうけて、財産をどんどん使ってしまっていると、その因縁を受ける子孫bも同じように、とても遊び好きで、平気でお金を使い、努力して稼ぐという感覚がわからなくなってしまうのです。
賭け事に走る人も多いというのです。
この場合、子孫だけが悪いというわけではないと言うのです。


②先祖Aが自殺していた場合、子孫bも自殺、ノイローゼ、短命、また事故などにあいやすくなるといいます。


③先祖Bが大酒飲みで離婚していた場合、子孫bも酒が好きになり、夫婦仲が悪くなります。
逆に、先祖Bがとても立派な奥さんをもらい、その女性のおかげで家系が立ち直ったという場合、その先祖の因縁は、bさんに自然と夫を助ける立派な奥さんをもらうように働くというのです。


④先祖Bが神仏を大事にし、人のために生きた場合、子孫bは神仏にまもられ、多くの人に助けられるようになります。
このように、本人だけの才能や努力ばかりだけでなく、先祖の生き方が私たちに大きく作用しているのです。
おなじように、私たちの人生の内容が、自分の子孫に表れてくることを考えれば、いい加減な人生を送ってはいけないということもわかってくると思います。


⑤先祖Aが養子に来た場合、子孫aも養子の運勢で、家を継ぐことが難しくなります。
この運勢の場合、長男だからといって家に残しておくと30歳40歳になっても結婚できないことが多く、何度見合いしても、まとまらないケースが多くなります。
ところが、養子に出てもいい、という話はすぐに決まってしまうのです。
このように、先祖の内容が大きく影響してくるわけですから、自分の背景の先祖を調べてみれば、あなたの大筋の運命もわかるようになります。


≪先祖の因縁は夫婦仲の度合いによっても大きく左右してくる≫


今、ひとつぜひともお話しておかなければなりません。
それは、先ほどの先祖Aの人生が、そっくりそのまま子孫に当てはまるわけではないということです。

つまり、どういうことかと言うと、先祖の問題は夫婦仲を通じて、それも母親経由で伝えられていきます。

もしAが自殺したとしても、bにいたるまで代々の夫婦仲がよければ、性格が神経質だという程度で済んでしまうというのです。

逆に、Aが単なる神経質でも、代々夫婦仲が悪ければ、自殺あるいはノイローゼになってしまうこともありえます。

同じように、Aが100人の従業員を持つ社長でも、夫婦仲が悪ければ、せいぜい5~6人程度の社長、ひどければ倒産、絶家ということも起こります。

このように、先祖のいろいろな問題は、夫婦仲を通じて大きくなったり、小さくなったりしているのです。

しかし、たとえ自分に対する先祖が「自殺者」「犯罪者」であっても、何も悲観することはないのです。
その先祖を供養してさし上げ、成仏させて上げると守護神に変わり、守ってくれるようになります。


≪一番下の末っ子には先祖の縦の法則は当てはまらない≫

これまでに述べてきた多くの調査をされてきた先生方のひとつの発見に末っ子(一人っ子)だけはこの法則は当てはまらないというのです。

なぜでしょうか?

それは、末っ子に対応する先祖はお父さんで、まだ生きているからです。
お父さんはこれからまだ人生を作っていけますし、たとえ失敗しても生きているうちに清算していくかもしれません。

だから単純には判断できないのです。
末っ子は、お父さんが受けている先祖の因縁を一緒に受けていくような形になっています。
お父さんが感謝して乗り越え、しかも夫婦仲がよければ、先祖の因縁が消えてゆきます。

末っ子には、何も悪い影響は出てきません。
反対に夫婦仲が悪いと、もっと悪い状況で末っ子に出てくるそうです。
それはもう手がつけられない状況になるかもしれません。

長男が家系に責任を持っているか! 
長男の家が発展しているか! 
また長男が早く亡くなってはいないか!
 
もし長男の家に子供が生まれていないとすれば、「この家系には何か問題があるかもしれない」と見ます。

兄弟の中で一人だけ問題があるとすれば、これは明らかに個人の問題です。
しかし、長男と末っ子が運勢的に弱ければ、それはむしろ両親の問題ですし、長男、次男、三男とも弱いとなれば、先祖も夫婦も悪かったのだと判断されるというのです。


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