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「大徳明王調伏護摩法」「調伏法」

密教で、怨敵(おんてき)・悪魔などを調伏する修法。不動・降三世(ごうざんぜ)・軍荼利(ぐんだり)・金剛夜叉(こんごうやしゃ)明王など忿怒(ふんぬ)の相を表すものを本尊として修する。調法。

この言葉を調べてみますと

・「怨敵は調伏され、狂い死ぬか病死するか、はたまた偶然による突然の死が訪れる」
・「三角檀を作り、怨敵の人形を遣う。呪いの力は大きく、病を得たのち急死する。」
・「怨念によって人を呪い殺すこと」
・「怨霊・死神の力を借り人を呪い殺すこと」  

この類いの言葉が多く出てきます。

とくには「呪い」に関係することが多いように感じます。

実際には密教における「調伏法」は一切「呪い」とは関係ありません。

悪人を伏す、人を滅ぼす、「調伏法」があり、不幸をもたらす死をも与える、「調伏法」があります。

しかし「悪」を伏すこの強力な力を個々のもの、また人などに向けて修法してしまえばその力は壮絶に感じます。
悪を伏す力を個々に向けて修法する、こういった間違った使い方が「呪い」に繋がる始まりになったと考えます。

実際には戦時中、敵国に壇を向け、調伏護摩法を修法していた話なども耳にしたことがあります。

また一説には第二次世界大戦中、敵国に向けて調伏護摩法を修法した阿闍梨様が護摩中、お堂ごと火事となり大火傷をしてしまい、この阿闍梨様は「第二次世界大戦は多くの犠牲者を出し、日本は負ける」と予言されたそうです。

現実に長崎、広島に多大な被害を受け終戦となりました。

「調伏法」=「殺害」

悪人を懲らしめる、成敗し呪い殺す修法を実行しています。
加持祈祷を主に活動しておりますが、個人の依頼で「調伏法」を修をしています。

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